JR博多駅5、6番ホームにあるラーメン店「明鏡志水」が人気だ。600~1100円と立ち食い店にしては高級だが、限定100食が連日売り切れ、食べるためだけにホームに来る人もいるという。
前にあった店は新型コロナウイルスの影響で昨年5月に閉店。空きスペースの活用策第1弾として、今年3月にオープンした。
シェフの秋吉雄一朗さん(36)は茶懐石が専門の料理人。パリでレストランを開業する予定だったが、コロナ禍で延期となり、今回の出店のためにラーメンを開発した。博多定番のとんこつではなく、九州の野菜や煮干しから取った澄み切ったスープが特徴だ。
営業は6月末まで。秋吉さんは「こだわりの素材を使った一杯をぜひ味わってほしい」と話す。
7月以降の出店者については、JR九州フードサービス(福岡市)が募集している。出店期間は同じく3カ月間で、出店料は「要相談」。(島崎周)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル